2019-04-24 第198回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○あべ副大臣 特に墓参環境の改善のための訪問に関してでございますが、政府といたしましては、元島民の方々が高齢になっていることを考慮いたしまして、人道的な観点から現行の枠組みによる訪問手続の改善を行っているところでございまして、具体的には、一昨年及び昨年、航空機における墓参、この訪問が行われまして、船舶による北方墓参の際に臨時の追加的な出入域地点が設置されたところでございます。
○あべ副大臣 特に墓参環境の改善のための訪問に関してでございますが、政府といたしましては、元島民の方々が高齢になっていることを考慮いたしまして、人道的な観点から現行の枠組みによる訪問手続の改善を行っているところでございまして、具体的には、一昨年及び昨年、航空機における墓参、この訪問が行われまして、船舶による北方墓参の際に臨時の追加的な出入域地点が設置されたところでございます。
一昨年及び昨年には航空機を使用して国後島と択捉島への墓参が行われましたし、船舶を使った北方墓参の際に、臨時の追加的な出入域地点の設置も実現できました。 これらの措置によりまして四島への移動に要する時間が大幅に短縮されまして、元島民の方々の身体的負担を軽減することができたと考えております。
色丹島の穴澗湾から根室港であれば四、五時間で移動できるものを、ロシア側の出入域地点は国後島の古釜布しかない。したがって十九時間もかかった。健常者でも大変な移動を、まして治療を受ける患者にとっては大変な負担である。 このような意味で、色丹島の穴澗に新たな出入域地点を設ける意味があるのではないかということなんです。
今御指摘をいただきました追加的な出入域地域の設置についても、患者の受入れ、あるいは日本側の元島民の皆様の墓参、その他を考えると、これはなるべく多くの地点で、なるべく行く道の途中でできるようにしてもらうというのはいいことではないかと思いますので、これは外相会談の中でも、この出入域地点の追加というのは累次申し上げてきているところでございます。
また、昨年及び本年、船舶による墓参の際に、臨時の追加的な出入域地点が設置されました。これらの措置によりまして、四島への移動に要する時間が大幅に短縮されまして、元島民の方々の身体的負担をある程度軽減することができたと考えております。
この平和条約締結問題については、昨年十二月の首脳間の合意事項の具体的進展として、一つは、航空機を利用した元島民による特別墓参、二つ目として、四島における共同経済活動に関する官民現地調査団の派遣、三つ目として、墓参の際の追加的な出入域地点の設置、この三点を実現することで一致をいたしました。
あわせて、元島民の墓参についても、出入域地点の複数化に向けて調整を進めること、あるいは航空機による四島への訪問の可能性について実務的な検討を進めること、こういったことを確認した次第であります。
北方四島における墓参の問題については外相会談でも、出入域地点の複数化、あるいはまた航空機の利用、こういった方向で今協議をしておるということでありますので、その飛行機で行った後のルートも道路等が非常にもうないという形もありますので、五十二か所のお墓に全部行けるような形を是非取ってほしいと、これが島民の皆さんの願いでありますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。